[前編]AI(人工知能)と高齢化について考える〜AIをわかりやすく(AIのよくある誤った考え)〜

おすすめ情報

みなさん、こんにちは。
近年AIという声を耳にすることが多くなったように、各界でAIが叫ばれていますよね。
そこで、スマシルではAIと高齢化について3回に分けて考えていきたいと思います。
本日は前編として、「AIを知ろう(AIのよくある誤認)」についてお話をしますね♪






AIとは

AIとはArtificial Intelligenceの略で、日本語では人工知能と言われます。
名前は確かにそうなのですが、本質は「機械学習」です。
東大で機械学習を研究している方が、人工知能とかいう名前をつけたのは夢もしくは魅力を高めるためなんじゃないかと言っていたくらい、現状では「人工知能」とよべるほどではないのです。
簡単にまとめると、機械学習では、膨大なデータ(ビックデータ)を解析し、”パターン”を生み出します。
そのパターンが様々な予測につながっているというわけです!

実はこの人工知能研究は現在で「第三次」にあたります。
過去を遡ると1950年代後半からその技術は開発されていたんですよ!
近年なぜ流行しているかというと、「深層学習(ディープラーニング)」というアプローチが生み出されたためなのです。

AIに関する「10のよくある誤解」



世間ではAIが盛んに唱われていますが、本質を理解していない発言も多々あります。
ここではガートナージャパンが発表した、顧客の間で多く見られるAIに関する「10のよくある誤解」についてご紹介します。
世間ではAIが盛んに唱われていますが、本質を理解していない発言も多々あります。

AIに関する「10のよくある誤解」
1.すごく賢いAIが既に存在する。
2.IBM Watsonのようなものや機械学習、深層学習を導入すれば、誰でもすぐに「すごいこと」ができる。
3.AIと呼ばれる単一のテクノロジが存在する。
4.AIを導入するとすぐに効果が出る。
5.「教師なし学習」は教えなくてよいため「教師あり学習」よりも優れている。
6.ディープ・ラーニングが最強である。
7.アルゴリズムをコンピュータ言語のように選べる。
8.誰でもがすぐに使えるAIがある。
9.AIとはソフトウェア技術である。
10.結局、AIは使い物にならないため意味がない。

ここには専門的な内容も多く含まれていますが、この10カ条が伝えていることは「AIへの過度の期待」です。
さらに、AIが自分で何もかも学習できる(教師なし学習・ディープラーニング)などと過信するのは誤りだと指摘しているのです。

AIの現状

AIを少しでも勉強なされたことのある方ならすぐお分かりだとは思いますが、AIは
膨大なデータ
を必ず必要とします。
人工知能というと、自分で一から新しいことを考え出して、自ら指令を出すと思うかもしれません。
しかし、現状では膨大なデータから生み出された”パターン”に従うものです。
ですから、自ら推論を行なったりプラニングをすることはできないのです。
人間の脳は「思いつき」「アイデア」を生み出すことができます。それはいわばこれまでの経験則とは大幅にずれたものかもしれません。
しかし、人工知能はあくまでもその”パターン”に従うことしかできないのです。

AIと高齢化

これまでのお話でAIの正しい認識ができるようになったと思います。
なんだ、AIってあんまり役に立たないのかと思う人もいるかもしれません。
しかし、これまでの話からもわかるように「データが大量に蓄積されている」ところでは大いなる力を発揮するのです。

それでは、AIと高齢化はどのようなシナジー(相乗効果)を生み出すのでしょうか?
シニア・高齢者の領域でデータが大量に蓄積されている分野はなんしょう?
次第にその答えが見えていきますよね!
中編・後編で見ていきましょう!

[中編]はこちら

(東京大学経済学部 大木涼太郎)

スマシルの新着記事をお届け!