シニア・高齢者の方々が運転をする際の注意点

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シニア・高齢者の方で運転をする方はご注意!

今、高齢者による交通事故が多数発生していると問題になっていますよね。交通事故は自分だけでなく、他人をも傷つけてしまうかもしれない大変怖いものです。その一方で、車がないと生活に困ってしまうという人も多いと思います。そこで、今回は高齢者による事故の現状をしっかりと理解して対策をしましょう!

1. 高齢者ドライバーによる事故


出典:平成29年度交通安全白書
上のグラフを見てもらえばわかる通り、全体的な死亡事故数は微増にとどまっているものの、75歳以上の運転者により死亡事故の全体の割合は平成18年は7.4%にとどまっていたものの、平成28年は13.5%と年々上昇しています。この一因として、高齢者の免許保有者数が年々上昇していることなんです。

2. 高齢者ドライバーの事故原因

 


出典:平成29年度交通安全白書

上の表を見てください。75歳以上の運転者と75歳未満の運転者が起こす死亡事故の原因の大きな違いはハンドルの操作不適、ブレーキ・アクセルの踏み間違いです。75歳未満の運転者では全体件数の16%を占めるのに対して、75歳以上の運転者では全体の28%にもなります。したがって、多くの事故は体の「運動機能の低下」が原因として発生すると言えるかもしれません。

3. 事故をもたらす身体的な原因

年をとるにつれて人間は体の諸機能が低下していきます。そのため、運転する際にも昔できていたことができなくなってしまうかもしれないのです。

動体視力の低下

動体視力とは左右に動くものを認識したり、近づいてくるものを認識する判断能力のことです。そのため、運転の際は欠かせないのですが、これが低下することによって標識を見落としたり、動いてる車の情報認識が遅くなったりします

瞬発力の低下

これは、咄嗟に起こった出来事に対して瞬時に反応する能力をさします。運転中は様々なことが起こりますが、それに対して冷静かつ瞬時に反応しなければなりません。この低下は事故につながるかもしれません。

認知力の低下

運転の基本は認知・判断・操作ですが、まずは「認知」から始まります。その認知力が低下することによって、運転には大きな支障をきたします。現在、国は高齢者の免許更新時に認知機能検査」を実施して、認知症の兆候があるドライバーなどには注意を与えています。

運動機能の低下

2章でもお伝えしましたが、運動機能の低下によってペダルを踏み違えたりしてしまいます。これは死亡事故につながる非常に怖いことです。

4. 気をつけること

人間である限り、諸機能が低下してしまうことは仕方がないことです。しかし、それに落ち込むことはありません。車は移動手段として非常に役に立つものです。ですから、自分の身体の状態をしっかりと認識して運転することが大事なのです。例えば、低速で走行するだけでも事故を起こす危険性は大きく減少するでしょう。このように身体の衰えをカバーできるような自分なりの工夫を生み出して行くことが大切です。

5. 運転を諦める

自分の身体状況ではもう運転ができないと悟ることも大事です。その際には、勇気を出して運転免許証を自主返納しましょう。「自主返納」には特定の年齢などは決められていません。自分の判断で運転免許証を返納することができます。

6. まとめ

高齢者ドライバーによる交通事故は問題となっています。多くの方が「まだ運転は平気だ」、「後少しだけ運転しよう」というような軽い気持ちで運転しているのが現状です。しかし、体の衰えには逆らうことができません交通事故を起こしてからでは遅いのです。自分の体をしっかりと認識して、主体的に行動することを願います。


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